




「はじめてイス」 CH3 山桜+みずめざくら
サイズ:幅28cm 奥行30cm 座面高さ18cm 全高30cm
梱包:専用箱に梱包して発送します。
材:座面と背もたれ、脚は山桜。貫はみずめざくら
仕上げ:オイル
つかまり立ち、押し歩きから使える「はじめてイス」。
大人が座っても大丈夫なほど堅牢なホゾ組み、安定性抜群の末広がりの四方転び脚。
安心して子供に与えることができる、安全、ロングライフの椅子です。(テーブルの写真はイメージです)
「はじめて家具」の哲学
感性はホンモノに触れて育つ
不思議な木目の流れや、色の違い、手触りの違いを感じて感性を豊かに育ててほしい。
このことがいかに大事かを思い知ったのは、僕の所に来る若い弟子志願者を見てきたからでした。幼児期に本物の木に身近に触れてきた子と、そうでない子との間には越えがたい感性の差があります。
はじめて家具ではできるだけ多くの木に触れてほしいので、いくつもの種類の木を組み合わせて作っています。
自尊心を育てるイス
ホンモノは素材に限りません。
「はじめて家具」の構造は伝統的なホゾ組みを基本に、イスは四方転びという高度な技術を使っています。
これを使って育つ子供を思い浮かべながら、時間を掛けて仕上げる。この手間と想いが本物の作品を生み出します。自分のために思いを込めて作られた家具で育った子供は、いつか自分の価値の尊さを知るときが来るでしょう。
安全と自由のはざまで子どもは成長する~絶対安全は危険~
子供は親が目を離している間にチャレンジして、発見し、学び、成長する。
子供自身の力を信じて囲いすぎないこと。自ら成長するための余白が大事です。
かといって危険なものを子供の近くに置いて目を離すことはできません。子供の家具は子供の成長と行動を考慮して安全でなければなりません。
「はじめて家具」は、安全と成長の余白のバランスが絶妙にデザインされています。
安定性
たとえば初めてテーブルの安定性。へりに手を掛けてもテーブルが倒れないように脚の位置はテーブルの目いっぱい外側に。ぐらつかないように脚を三角に開いてます。
堅牢
「はじめてイス」では四方転びホゾ組みの脚が座面よりも広く開いて、どんな姿勢で乗っても倒れないようになっています。
この四方転びホゾ組みはとても堅牢で、100kgを超える大人が座っても平気だった程です。
曲面仕上げ
ぶつかっても大きなケガにならないように、角を丸くするのは大事なことです。
かといって、どこでも丸くすればいいかというとそれは疑問があります。
あまり大きく丸くすると、手や足を掛けた時に滑りやすく却って危ないんです。
「はじめて家具」は要所ごとに丸みを変えて、事故やけがを防ぐデザインです。
ケガの多い子少ない子
背もたれはかなり低めです。
これには狙いがあって、お座りをするようになるまでに赤ちゃんは一生懸命はいはいをして体幹を鍛えます。
イスから転げ落ちないように配慮された椅子では、ぐるりと体を取り囲む手すりと、後ろにのけぞり倒れないように高い背もたれが付いています。これではどんな崩れた姿勢でも座っていられるので、せっかく鍛えた体幹が台無しです。
低い背もたれは骨盤のみを支えるので体幹は崩れません。しっかりと両足を床に着けて踏ん張ることになり、体幹はもちろん、噛む力、握る力も増してゆきます。こうして自らの力でケガの少ない子に育っていくのです。
安全だからできる知育家具
なでる、触る、舐める
つかまり立ち
押し歩き
座面の上でおもちゃ遊び
座る
ひっくり返して
踏み台として
ステージとして
後ろ向きに座ってお馬さん
etc,etc,
安心安全だからこそ、子どもの好奇心、発想に任せてこのはじめて家具で遊ばせることができます。
ただ触るだけでも、種類の違う木の感触を味わえますし、色や質感の違いなどが刺激になって脳が発達します。
パーソナルスペースが個性を育てる
イスの上、テーブルの上はその子のパーソナルスペースになります。
食卓のように、親が拭いたり片づけたりするわけでもなく、床におもちゃを広げて遊ぶのとも違って、パーソナルスペースでは自分で選んだおもちゃや絵本だけに集中できます。
自分で管理できる場所があり、そこでは自分らしさに没頭できるということです。
これが個性を伸ばし、豊かな自我の確立の助けになります。
他にもパーソナルスペースを持つことの利点はあって、不安なとき、落ち着かない時に大好きなぬいぐるみにしがみつく他に、このパーソナルスペースに入るのです。
自分の空間に入ることでセルフグルーミング効果がうまれ、自力で感情をコントロールできるようになるのです。